安定収入を求めて、零細企業から中堅企業へ転職しました。

前に勤めていた会社は、IT系の零細企業でした。
正社員として入り、勤続年数は10年でした。

そこに入社してしばらくの間は、仕事にやりがいも感じていて、充実した生活を送っていたのですが、管理職になったあたりから、仕事への情熱が失われ始めました。

ある時期に年収は700万円まで増えましたが、業績の数字を追いかけるばかりの毎日に、だんだんと嫌気がさしていきました。

仕事時間も月300時間を超えることが多くありました。

また、零細企業であるがゆえに、好況・不況の波の影響を受けやすく、給与体系が固定給から歩合給へと変わっていき、収入が不安定になっていきました。

当時は妻もフルタイムで働いていたのですが、私の年収が妻の年収を下回り、300万円ほどになってしまった年もありました。

経営が苦しくなる中、会社は無理な仕事まで請けるようになり、結局失敗して赤字プロジェクトになってしまうということもしばしば起こり、私自身の経営陣に対する不信感も募り、上司との人間関係も悪くなる一方でした。

そんな状況の中、私は転職を決意しました。

転職先についてまず重視したことは、「収入の安定」でした。

職種はシステムエンジニアとしてキャリアを積んできたので、今までと同じ職種で転職先を探しました。

安定した収入を得るためには、それなりの規模の企業である必要があるだろうと思いましたが、有名な大企業はやはり敷居が高く、何社か面接を受けたのですが、悉く不採用という結果でした。

転職活動に利用したのは、ネット上の転職サイト「エン・ジャパン」でしたが、そこに求人情報を出しているIT系の、あまり名の知られていない中堅企業にターゲットを絞って活動を続けました。

転職サイトの機能を利用し、候補の企業10数社に応募書類を送りましたが、書類選考で不採用だった所はほとんどなく、そのうちの5社の面接を受けました。

そして同時に2社から採用通知をもらい、転職先が決まりました。
転職活動を始めてから、3ヵ月後ぐらいでした。

転職して、希望通り年収600万円ほどで安定しました。管理職の業務からも解放され、仕事時間も三六協定がきちんと守られており、前の会社でのような長時間労働はなくなりました。

また、システムエンジニアとして、再びやりがいを感じることができるようになりました。
転職して数年後、一時期軽い鬱状態になったことがあり、半月ほど休職したことがありましたが、復帰後は長期プロジェクトに参画でき、充実した生活を取り戻すことができました。

やはり人生には「動くべきとき」というものがあります。そのときを逃さず、思い切って、しかしある程度は慎重に、行動を起こしたことが、よい結果に繋がったと思っています。

最後に、転職サイトには「転職ノウハウ」といった情報が掲載されていますので、これはしっかり読むべきだと思います。
私の場合、勢いに任せて転職しようとしていた自分自身を、冷静に見つめ直すのに役立ちました。

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